侘び
wabi
名詞
Origin
日本語
わぶ — 嘆く、心細く思う、落ちぶれる
Overview
Meaning Now
- 不完全なものや簡素なものの中に、しみじみとした趣や静かな豊かさを見出す日本の美的感覚。
- 落ちぶれた状態や、失望して心が晴れないこと。
Literal older meaning
動詞「侘ぶ(わぶ)」の名詞形であり、本来は「思い通りにならず、やりきれない気持ち」や「わびしい」というネガティブな心理状態を指した。
Language path
日本語
Earliest form
わぶ
Earliest period
平安時代
Journey
中世以前の「侘び」は、貧しさや不遇を嘆くネガティブな感情を指していましたが、村田珠光や千利休らの茶人たちによって、欠落や不足の中にこそ真実の美があるとする哲学として再解釈されました。これは、禅の思想とも深く結びついています。
Evolution
- 平安時代
わぶ
“嘆き悲しむ、困窮する”
当初は否定的な心情を表す動詞として使用された。
- 室町時代
侘び
“簡素で静かな情緒”
茶の湯の世界において、世俗から離れた簡素な美意識へと昇華された。
Connections
Word parts
侘
root
わびしい
び
suffix
動詞の連用形を名詞化する接尾辞
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